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翻訳家になる方法(未経験者向け)

免許も資格もいらない翻訳家。
だからこそ、いざ「翻訳家になりたい!」と思っても、どこから手をつければいいのかわからない…。
そんな迷えるあなたに、とんかつダイナマイト流の翻訳家になる方法をご紹介しよう! 

【翻訳会社で働こう】 

結論から言うと「翻訳会社で働く」ことが一番の近道だと思う。 

 

図にまとめるとこんな感じ↓ 



 【メリット1:給料を貰いながら翻訳が学べる】 

「英語力があれば、翻訳なんて余裕っしょ?」と思う人も多いかもしれない。 

その気持ちはわかるけれど、「英語が得意=翻訳ができる」というわけではないんだ。 

 

もちろん英語力はとても大事。

けれど、翻訳はれっきとした専門技術なんだ。

最低限のノウハウやスキルを備えていなければ業務レベルでの翻訳は正直難しい。 

 
「翻訳を学ぶ」といえば翻訳学校などを思い浮かべるかもしれない。

しかし、翻訳会社で働けば給料を貰いながら翻訳のイロハが学べる!

 

契約社員やアルバイトからでもOKなので、まずは翻訳会社で働いてみよう。 


 

【メリット2:翻訳の実務経験が積める】 

翻訳の求人には、応募条件に「未経験不可」や「翻訳の実務経験○年以上」とよく書いてあるよね。

翻訳会社に勤務することで、このハードルを取っ払うことができる。 

 

当然のことだけど、あなたが翻訳会社で翻訳業務をこなしていけば「未経験」ではなくなる。

また、社内で翻訳を対応することがあれば「翻訳歴○年」と履歴書に堂々と記載することもできる。 

 

将来、翻訳業界で転職や独立を考えるときに、きっと選択肢が広がっているはずだ。 

 

 

【メリット3:独立後に会社から仕事を振ってもらえる】 

将来的に翻訳家として独立することを考えているあなた。 

翻訳会社で働く最大のメリットはこれかもしれない。 

翻訳者として独立後、勤めていた会社から仕事を振ってもらえる可能性が高いことだ。 

 

あなたが十分な翻訳スキルを身につけ、会社の人間と友好的な関係を築けているならば、きっと、退社後もあなたを「外部翻訳者」として登録してくれるはずだ。 

 

仕事の確保が死活問題であるフリーランスだけど、かつて勤めていた会社が心強い存在になってくれるに違いない。 

会社だって顔も人となりも知っている人のほうが、安心して翻訳を依頼できるよね。 

 

実際に自分も過去に勤めていた会社から翻訳案件を多数受注している。 

また、昔の同僚の転職先から翻訳案件を振ってもらったりすることも結構あるんだ(感謝)。 

 

翻訳会社で働きながら、独立後に活かせる人脈を築いていこう。 


 

【翻訳学校じゃダメなの?】 

別にダメではないよ! 


時間とお金に余裕がある人なら、翻訳学校で翻訳のイロハを学んでから翻訳のキャリアをスタートするのもありだと思う。学校で人脈も築けるだろうし、卒業後に学校が仕事の斡旋をしてくれるかも。 

 

 

【クラウドワークスとかで翻訳案件を受注するのは?】 

これもダメではないよ! 


ただし、先述の通り、翻訳もれっきとした専門技術だから、「英語が得意=翻訳ができる」というわけではないんだ。翻訳未経験者には、継続的に案件を受注して生計を立てることが難しいと思う。 


それに、翻訳単価もかなり低め。「とりあえず翻訳を体験してみたい人」や「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」であればOK。 

 

 

【翻訳会社で十分な経験を積んだら…】 

主な選択肢は3つ。 

  1. 勤めている会社で「社内翻訳者」を目指す 
  2. 転職して「社内翻訳者」を目指す 
  3. 独立してフリーランスの翻訳家になる 

 

1. 勤めている会社で「社内翻訳者」を目指す

勤めている会社に不満がない人におすすめの選択肢。 

社内で翻訳に専念できるポジションが空いていれば、積極的に立候補してみよう。 

 

必ずしも希望通りになるとは限らない。

しかし、これまでと同じ環境で給与を貰いながら翻訳に集中できるのは魅力的。

社会保険や福利厚生もあるから、フリーランスと違って安定した生活が送れると思う。 

 

自分の翻訳力に自信がついたら上司に相談してみよう。 

 
 

2. 転職して「社内翻訳者」を目指す

「今の会社で社内翻訳者を目指すのは難しそう…給料も低くてやってらんねぇ…」 

そんな人は、転職も選択肢として検討したい。 

 

未経験の頃と違い、転職時には翻訳会社での実務経験がある。

つまり、転職先の選択肢が広がっているに違いない。 

 

間口は狭いかもしれないけれど、「社内翻訳者」を募集している求人に絞って積極的に応募してみよう。

翻訳の実務経験もあるので、交渉次第では年収アップの可能性も十分にある。 

 

 

3. 独立してフリーランスの翻訳家になる

「通勤も嫌だ…会社の人間関係も嫌だ…自宅で一人黙々と仕事をしたいんだッ!」 

そんなあなたには、フリーランスとして独立することも視野に入れたい。 

 

かつて勤めていた翻訳会社から仕事を振ってもらいながら、翻訳会社のトライアルに応募して、仕事の幅を広げていこう。 

 

とんかつダイナマイトもフリーランスとして働いている。 

場所も時間も選ばずに働けるし、会社の面倒な人間関係に煩わされることもない。

個人的には、自分の性に合った最高の働き方だと思っている。 

 

しかし、フリーランスとして仕事を継続していくことは決して楽ではない! 

仕事は自分で取らなきゃいけない!仕事が途切れることだってある!すべては自己責任! 

 

メリットもデメリットもあるので、十分に検討を重ねた上でフリーランスに挑戦しよう。 

 

 

【そんなに大変なのに、なんでとんかつダイナマイトはフリーランスになったの?】  

前の職場で史上最悪な上司の下につくことになり、半ば衝動的に会社を辞めました☆ 

 

「とりあえずフリーランスでもやってみるか~」って感じで大した目標もなく独立。

良い子は真似しちゃダメだぞ☆ 


 

【おわりに】 

「すぐに翻訳家になれるわけじゃないのかよ!」

この記事を読んでくれた人の中には、このように思う人がいるかもしれない。

その通り!この記事で紹介している内容は単なる正攻法にすぎない。 

 

そりゃ裏技とかあれば紹介したかったさ…だけど無いんだよね。 

なぜなら、翻訳家っていうのはだましが効かない職業なんだ(どの職業もそうだけど)。 

 

結局のところ、「英語力」「日本語力」「翻訳力」が物を言う世界。 

だからこそ、まずはレベル上げが必要なのだ。 

レベル1の勇者がいきなりボス戦に挑むわけにはいかないよね? 

 

いろんな敵を倒し、装備を充実させ、強力な呪文を覚える。 

そうすることで、はじめてボス戦に挑むことができる…それは翻訳も同じ。 

この記事で紹介しているように、まずは効率的なレベル上げから始めてみよう。 

 

しかし、「翻訳家」として働くことがすべてではないと思う。 

翻訳会社や翻訳を扱う部署で働いていれば、自分の英語力を存分に活かすことができる。

 

それに、基礎的な翻訳業務に慣れてきたら、ちょっとした文章の翻訳を頼まれる機会だってたくさんあるはずだ。ぜひ翻訳者になるまでの「過程」も楽しんでみてほしい。 

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